dmesgコマンドを使うとシステムを起動したときにカーネルがどういうことをしたのかを確認することができる。
$ dmesg
ただし、このコマンドはカーネルがどういうメッセージを発したのかを一時的に記録するバッファの内容を表示している。よって、あまり長い時間起動しているシステムの場合、バッファのなかの古い記録はすでに消されており、dmesgコマンドを使用しても表示されない場合がある。
システム起動時のメッセージは先述のバッファだけでなく以下のディレクトリにも保存される。
/var/log/messages
/var/log/dmesg
/var/log/boot.log
これらのログファイルはテキストファイルなのでcatで閲覧することが可能である。しかし。閲覧にroot権限が必要だったり、ディストリビューションによっては違う場所にログがあったりする。
なお、catコマンドというのは指定したファイルの標準入力の内容をそのまま標準出力するコマンド。あるいは、複数のファイルを指定することでそれらのファイルを連結できたりもする。
$ cd /home/user/Documents
とかで目的のファイルのある場所に移動してから
$ cat foo.txt
こんな感じで目的のファイルにcatコマンドを使う。